外国人児童生徒支援

 
 
外国語版「外国人児童生徒支援のための学校通知文作成ソフトウェア」
学校関係者、もしくは外国人児童生徒支援者であれば、本研究所が作成した「外国人児童生徒のための学校通知文作成ソフト」を無料で差し上げます。氏名・所属・連絡先を明記し、「通知文作成ソフト」希望と書いて、立川日本語・日本語教育研究所事務局までメールにてお知らせください。excel形式の「通知文作成ソフト」を添付して返信いたします。
 解 説
外国語版「外国人児童生徒支援のための学校通知文作成ソフトウェア」は、外国語ができ ない学校関係者が、外国語で通知文を作成するためのソフトウェアである。話者数の多い、 ポルトガル語版、中国語版、英語版がある。本ソフトウェアはマイクロソフト社のエクセル (Excel)を使用して作成したものであり、使用するためにはエクセルが必要である。 本ソフトウェアは「説明書」「学校通知文例集」「語彙集」からなる。本ソフトウェアは全国の学校で対応できるように、使いやすさを重視して、記載事項を基本的なものだけにとどめておいた。栃木県・静岡県・宮崎県で学校通知文を調査したところ、挨拶文や担当者また書式などはさまざまであったが、通知する必要事項は非常に限られていることがわかった。その必要事項を抽出したものが基本となっている。
使い方は、通知文例集の中から該当する内容( 「入学式」 「運動会」など)を開き、不必要な項目(行)を削除すれば基本的な部分ができあがる。さらに、個別に入力する日付、場所や付け足したい事項を「語彙集」からコピーして張り付ければ通知文が完成する。日本語の項目を見て作業すれば、書く外国語併記の通知文が完成するという仕組みになっている。本ソフトウェアは、早野慎吾を代表とする研究チームが作成したものである。全体の総括および構成は早野慎吾が行った。データ入力の基礎項目で中心的に活動したのは小田原恵美子である。対訳に関してポルトガル語版は川添桃、中国語版は劉薇、英語版はデボラ・オチが中心で対応している。ポルトガル語版に関しては MARTORELLI夫妻に協力頂いた。各学校の通知文実態調査には、上記メンバーの他松井洋子、田中利砂子、佐藤和之、宮田好恵が参加している。 本ソフトウェアの著作権は早野慎吾および立川日本語・日本語教育研究所が有する。外国人児童生徒の支援目的であれば、誰でも無料で使用きる。

                                       早野慎吾(都留文科大学教授)
 
・ポルトガル語版(説明書 通知文例集 語彙集) 
 ・中国語版 (説明書 通知文例集 語彙集
英語版(説明書 通知文例集 語彙集)
 ・インドネシア語版(説明書 通知文例集 語彙集 学校へのお願い)
 
 
 
 

本ソフトに関するご意見ご要望は立川日本語・日本語教育研究所までご連絡ください。担当 早野
 
Tel 042-848-5131(代表)